セミナー中止メールで代替案内 参加者へ丁寧に対応する5つの手順
代替オプションの案内

件名:【重要】[セミナー名] 開催中止と代替案のご案内
株式会社[会社名]
[宛名]様お世話になっております。
[会社名]、[部署名]の[担当者名]です。先日は、[セミナー名]にお申込みいただき、誠にありがとうございました。
ご期待に沿えず大変申し訳ございませんが、
この度、諸般の事情により、[セミナー名]の開催を中止させていただくことになりました。
ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。つきましては、代替案として下記をご提案させていただきます。
1. 代替セミナーへのご参加
下記日程にて代替セミナーを開催いたします。
ご都合の良い日程をお選びいただき、[返信期限]までにご返信ください。
- [代替日程1] [時間]
- [代替日程2] [時間]
2. オンラインセミナーへのご参加
下記URLよりオンラインセミナーにご参加いただけます。
[オンラインセミナー参加URL]
開始日時:[日時]
事前にZoomアプリのインストールが必要な場合はこちらをご確認ください。
[アプリインストール手順URL]3. 代替コンテンツのご利用
下記URLよりセミナー資料と動画をご視聴いただけます。
- 動画視聴URL:[動画視聴URL]
- 資料ダウンロードURL:[資料ダウンロードURL]
資料形式:PDF
視聴・ダウンロード期間:[期間]
ご質問は[質問受付期間]までにお願いいたします。4. ご返金
ご都合が合わず、上記代替案にご参加いただけない場合は、参加費を全額返金いたします。
ご希望の場合は、大変お手数ですが、[返信期限]までにその旨をご返信ください。
返金方法につきましては、改めてご案内させていただきます。ご返信の際は、ご希望の代替案(代替セミナーの日程、オンラインセミナー、代替コンテンツ、返金)を明記していただけますようお願いいたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
本件に関するお問い合わせは、下記までお気軽にご連絡ください。[会社名] セミナー事務局
電話番号:[電話番号]
メールアドレス:[メールアドレス]今後とも、弊社セミナーにご関心をお寄せいただけますと幸いです。
セミナー中止のメール、どう書けばいいか迷いますよね。
参加者の方には、できるだけ失礼なく、かつ丁寧に対応したいものです。
この記事では、セミナー中止を伝えるメールの書き方から、代替案の提示、返金手続きまで、参加者の方に安心してもらえるようなメールの作成方法を解説します。
この記事を読めば、緊急時でも慌てず、参加者の方との信頼関係を損なわずに対応できるようになりますよ。
まずは、セミナー中止を伝えるメール作成の基本から見ていきましょう。
セミナー中止を伝えるメール作成の基本
件名でセミナー中止を明確に伝える
まず、メールの件名でセミナーが中止になったことを明確に伝えましょう。
参加者の方に「何かあったのか?」と不安に思わせないためにも、件名を見ただけで内容が理解できるようにすることが大切です。
例文 件名で中止を明確に伝える
件名:【重要】[セミナー名] 開催中止のお知らせ
[宛先]様
いつも大変お世話になっております。[会社名]の[担当者名]です。
この度は、ご参加を予定いただいておりました[セミナー名]につきまして、誠に残念ながら、開催を中止させていただくことになりました。
ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
[結び]
上記のように、【重要】という言葉を添えたり、セミナー名を入れることで、メールの重要度と内容がすぐに把握できます。
冒頭で中止のお詫びと理由を簡潔に説明する
メールの冒頭では、まずセミナーの中止をお詫びし、その理由を簡潔に説明しましょう。
参加者の方に納得してもらうためにも、できるだけ具体的に、かつ丁寧に理由を伝えることが大切です。
例文 冒頭でお詫びと理由を説明する
件名:【重要】[セミナー名] 開催中止のお知らせ
[宛先]様
いつも大変お世話になっております。[会社名]の[担当者名]です。
先日は、[セミナー名]にお申込みいただき、誠にありがとうございました。
さて、ご参加を予定いただいておりました[セミナー名]ですが、諸般の事情により、誠に残念ながら開催を中止せざるを得なくなりました。
ご期待に沿えず、大変申し訳ございません。
[結び]
中止の理由を「諸般の事情」といった曖昧な表現で済ませるのではなく、可能な範囲で具体的な理由を説明するようにしましょう。
例えば、「会場の都合により」「講師の急病により」など、具体的な理由を伝えることで、参加者の方の理解を得やすくなります。
代替セミナー日程を案内する際のポイント
セミナーの中止をお知らせした後、参加者の方々にご迷惑をおかけしたお詫びとともに、代替案を提示することが重要です。
ここでは、代替セミナーの日程を案内する際に、参加者の方にスムーズに移行してもらうためのポイントを解説します。
代替案を提示することで、参加者の不満を最小限に抑え、今後の関係性を良好に保つことができます。
代替日程の候補を複数提示する
参加者の方の都合を考慮し、代替日程は複数提示することが望ましいです。
これにより、参加者は自身のスケジュールに合わせて参加日を選ぶことができ、参加率の向上につながります。
また、参加者の選択肢を広げることで、主催者側の配慮を示すことができます。
例文 複数日程提示
件名:【重要】[セミナー名] 中止に伴う代替日程のご案内
[参加者名]様
先日は、[セミナー名]にお申込みいただき、誠にありがとうございました。
ご連絡させていただきました通り、[セミナー名]は、やむを得ない事情により中止させていただくことになりました。ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
つきましては、代替日程として下記をご提案させていただきます。
- [代替日程1] [時間]
- [代替日程2] [時間]
- [代替日程3] [時間]
ご都合の良い日程をお選びいただき、[返信期限]までにご返信いただけますようお願い申し上げます。
今後とも、弊社セミナーにご関心をお寄せいただけますと幸いです。
敬具
[会社名] [担当者名]
上記例文では、参加者の方に複数の日程から選択してもらうことで、参加の機会を最大限に提供しています。
代替日程を提示する際は、具体的な日付と時間を明記することが大切です。
参加者の都合を確認する方法を記載する
代替日程を提示するだけでなく、参加者の都合を確認する方法をメールに明記することも重要です。
返信期限を設定したり、返信フォームへのリンクを記載することで、参加者の意向をスムーズに把握できます。
また、参加者の都合に合わせた柔軟な対応も検討することで、顧客満足度の向上に繋がります。
例文 返信期限と確認方法の明記
件名:【重要】[セミナー名] 中止に伴う代替日程のご案内
[参加者名]様
先日は、[セミナー名]にお申込みいただき、誠にありがとうございました。
ご連絡させていただきました通り、[セミナー名]は、やむを得ない事情により中止させていただくことになりました。ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
つきましては、代替日程として下記をご提案させていただきます。
- [代替日程1] [時間]
- [代替日程2] [時間]
ご参加希望の日程を、お手数ですが[返信期限]までにこのメールにご返信いただくか、下記のフォームよりご回答をお願いいたします。
[返信フォームURL]ご都合がつかない場合は、大変恐縮ですが、その旨をご返信いただければ幸いです。
今後とも、弊社セミナーにご関心をお寄せいただけますと幸いです。
敬具
[会社名] [担当者名]
この例文では、メールへの直接返信と返信フォームの2つの方法を提示しています。
これにより、参加者は自身にとって都合の良い方法で回答できます。
また、返信期限を明記することで、期日までに回答が得られるように促しています。
オンラインセミナーなど代替コンテンツの提案方法
オンラインセミナーへの参加方法を具体的に示す
セミナーの中止は残念ですが、参加者の皆様には学びの機会を諦めてほしくありませんよね。
そこでおすすめなのが、代替案としてオンラインセミナーをご用意することです。
オンラインセミナーを開催するときは、まず、参加に必要なURLをメールで案内します。
URLをクリックすると、オンラインセミナーの視聴ページに移動します。
事前にZoomなどのアプリをインストールする必要がある場合は、その旨も明記します。
アプリのインストール手順や、当日の操作方法についても、分かりやすく解説した資料や動画へのリンクをメールに記載すると親切です。
例文:オンラインセミナー参加案内
件名:【重要】代替オンラインセミナーのご案内
[宛先]様
先日はセミナーへのお申し込みありがとうございました。[会社名]の[氏名]です。
ご案内しておりましたセミナーは中止となりましたが、代替としてオンラインセミナーを開催いたします。
下記URLよりご参加ください。
[オンラインセミナー参加URL]開始日時:[日時]
事前にZoomアプリのインストールが必要です。
[アプリインストール手順URL]ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
[署名]
この例文では、参加URLだけでなく、開始日時やアプリのインストール手順まで記載しています。
これにより、参加者は迷うことなくセミナーに参加できるでしょう。
動画や資料など代替コンテンツの利用方法を説明する
オンラインセミナーだけでなく、動画や資料といった代替コンテンツも有効です。
これらは参加者が自分のペースで学習を進められるというメリットがあります。
動画コンテンツの場合は、視聴ページへのリンクと簡単な操作方法を説明しましょう。
資料の場合は、ダウンロードリンクとファイル形式を明記します。
代替コンテンツの利用期間や、質問を受け付ける期間についても記載しておくと、参加者は安心して学習に取り組めます。
さらに、コンテンツの内容や学習のポイントなどを簡単に紹介すると、より効果的に活用してもらえるでしょう。
例文:代替コンテンツの利用案内
件名:【重要】セミナー代替コンテンツのご案内
[宛先]様
先日はセミナーへのお申し込みありがとうございました。[会社名]の[氏名]です。
セミナー中止のお詫びとして、代替コンテンツをご用意いたしました。
下記URLより動画をご視聴ください。
[動画視聴URL]資料はこちらからダウンロードできます。
[資料ダウンロードURL]資料形式:PDF
視聴・ダウンロード期間:[期間]
ご質問は[質問受付期間]までにお願いいたします。
[署名]
この例文では、動画と資料の両方のリンクを提示し、利用期間や質問受付期間も明確にしています。
これにより、参加者は代替コンテンツを最大限に活用できるでしょう。
返金手続きに関する詳細な案内
セミナーが中止になった場合、返金手続きに関する詳細案内も必要です。
返金対象となる条件、手続きの方法、期限について、しっかりと案内し、確認できるようにしましょう。
返金対象となる条件を明示する
まず、どのような場合に返金対象となるのかを明確にすることが重要です。
基本的には、セミナーが中止となった場合、参加費は全額返金となります。
ただし、一部例外がある場合は、その旨も具体的に記載する必要があります。
例えば、代替のセミナーやコンテンツを利用された場合は、返金対象外となることがあります。
例文:返金対象となる条件を明示するメール
件名:【重要】セミナー中止に伴う返金について
[参加者名]様
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
先日ご案内いたしました[セミナー名]につきまして、誠に残念ながら中止させていただくことになりました。
つきましては、お支払いいただいた参加費は全額返金させていただきます。
ただし、代替の[代替コンテンツ名]をご利用いただいた場合は、返金対象外となりますのでご了承ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも、弊社サービスをよろしくお願いいたします。
上記例文では、セミナー中止による返金が原則であること、代替コンテンツを利用した場合は返金対象外となることを明記しています。
これにより、参加者は自身の状況に合わせて返金手続きを進めることができます。
返金手続きの方法と期限を記載する
次に、返金手続きの方法と期限を具体的に説明します。
返金方法は、銀行振込、クレジットカード決済の払い戻しなど、複数考えられます。
参加者がスムーズに手続きを進められるよう、各方法の手順を分かりやすく記載しましょう。
また、返金手続きの期限も明確に伝えることで、混乱を防ぎ、参加者の不安を解消します。
例文:返金手続きの方法と期限を記載するメール
件名:【重要】セミナー中止に伴う返金手続きのご案内
[参加者名]様
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
先日中止のご案内をいたしました[セミナー名]の参加費返金手続きについて、下記のとおりご案内いたします。
【返金方法】
- 銀行振込:[口座情報]をお知らせください。
- クレジットカード決済:自動的にご返金処理を行います。
【返金期限】
2024年[月] [日]までにご対応ください。上記期限を過ぎますと、ご返金が難しくなる場合がございますので、お早めにお手続きをお願いいたします。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも、弊社サービスをよろしくお願いいたします。
この例文では、銀行振込とクレジットカード決済の2つの返金方法を提示し、それぞれの手続きについて説明しています。
また、返金期限を明記することで、参加者に迅速な対応を促しています。
返金方法が複数ある場合は、参加者が自身に合った方法を選べるように、選択肢を提示することが重要です。
危機対応メールで信頼を維持するための注意点
丁寧で誠実な言葉遣いを心がける
セミナー中止の連絡は、参加者にとって残念なニュースです。
だからこそ、メールの言葉遣いはいつも以上に丁寧で誠実であることを心がけましょう。
機械的な印象を与える言葉遣いは避け、相手への配慮を示すことが大切です。
例えば、中止に対するお詫びの言葉を具体的に述べたり、参加者の気持ちを理解しようとする姿勢を示すことが重要です。
以下に、具体的な例を挙げます。
例文 丁寧な言葉遣い
件名:【お詫び】[セミナー名]中止のご連絡
[参加者名]様
いつも弊社セミナーにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
この度、ご参加を楽しみにしていただいておりました[セミナー名]は、諸般の事情により、やむを得ず中止させていただくことになりました。
ご参加をご検討いただいていた皆様には、大変ご迷惑をおかけしますこと、心より深くお詫び申し上げます。
つきましては、代替セミナーとして[代替案]をご用意いたしました。
詳細につきましては、下記をご確認ください。今後とも弊社セミナーにご理解とご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
この例文では、お詫びの言葉を「心より深くお詫び申し上げます」と表現することで、より丁寧な印象を与えています。
また、「ご参加を楽しみにしていただいておりました」という一文を加えることで、参加者の気持ちに寄り添う姿勢を示しています。
問い合わせ先を明記し不安を解消する
セミナー中止の連絡を受けた参加者は、さまざまな疑問や不安を抱く可能性があります。
そのため、メールには必ず問い合わせ先を明記し、参加者が安心して問い合わせできる環境を整えることが重要です。
問い合わせ先は、電話番号、メールアドレス、問い合わせフォームなど、複数の方法を提示すると、参加者にとってより便利です。
また、問い合わせへの対応時間や担当者名なども記載すると、より丁寧で親切な印象を与えるでしょう。
例文 問い合わせ先明記
件名:【お詫び】[セミナー名]中止のご連絡
[参加者名]様
いつも弊社セミナーにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
この度、ご参加を楽しみにしていただいておりました[セミナー名]は、諸般の事情により、やむを得ず中止させていただくことになりました。
ご参加をご検討いただいていた皆様には、大変ご迷惑をおかけしますこと、心より深くお詫び申し上げます。
つきましては、代替セミナーとして[代替案]をご用意いたしました。
詳細につきましては、下記をご確認ください。ご不明な点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。
株式会社[会社名] セミナー事務局
電話番号:[電話番号]
メールアドレス:[メールアドレス]
受付時間:平日 [時間]~[時間]今後とも弊社セミナーにご理解とご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
この例文では、問い合わせ先として電話番号とメールアドレスの両方を記載しています。
さらに、受付時間も明記することで、参加者が安心して問い合わせできる環境を提供しています。
また、「お気軽にお問い合わせください」という言葉を加えることで、問い合わせへのハードルを下げ、参加者の不安解消に繋げる効果が期待できます。
まとめ:セミナー中止メールで代替案を提示し参加者の信頼を得る
セミナー中止の連絡は、参加者にとって残念なニュースです。
しかし、その後の対応次第で、参加者の信頼を損なわずに済むだけでなく、むしろ企業への信頼を高める機会にもなります。
これまでにご紹介した内容を振り返り、改めて重要なポイントを確認しましょう。
- 中止の事実と理由を明確に伝える
- 代替案を具体的に提示する
- 丁寧で誠実な対応を心がける
これらのポイントを踏まえ、参加者の方々が安心して次のステップに進めるよう、丁寧なコミュニケーションを心がけることが大切です。
代替案の提示は、参加者の満足度を維持するための重要な要素です。
代替セミナーの日程調整、オンラインセミナーへの参加方法、あるいは返金手続きなど、具体的な選択肢を提示することで、参加者の不安を軽減し、信頼関係を維持することができます。
メールを作成する際には、これらの点を念頭に置き、参加者の立場に立って対応するようにしましょう。
今回のセミナー中止という状況を、参加者の皆様との信頼関係をさらに深める機会として捉え、前向きな姿勢で対応していくことで、必ず良い結果につながるはずです。